2019/3/15から3/19にかけて、Barcelonaで開催されたannual EAU Congressに参加してまいりました。気候にも恵まれ、快適に過ごすことができました。
会場では様々な発表がされていました。前立腺生検のセッションでは、significant cancerを検出するのに標的生検のみで、系統生検は省略できるかどうか、また、MRI fusionもどの方法が良いのか(Cognitive fusion:頭の中で同期、MRI-TRUS fusion:MRIとエコーを同期、in Bore MRI:MRIガイド)といった議論があり、勉強になりました。前立腺肥大症に対する水流を利用した手術や、前立腺部尿道に短期留置する新規のデバイスもあり、機器の進歩はめざましいものがあるな、と実感しました。
今回Barcelonaは3度目でしたが、サグラダファミリアは毎回違った姿を見せてくれます。2026年完成予定とのことで、また折を見て訪れたい場所でした。
不在の中、診療業務をしてくださった先生方、ありがとうございました。
文責:大津 晃