[Fig.1] [Fig.2] [Fig.3] [Fig.4]
先日、5月3日〜6日に開催されましたAUA2019@シカゴに参加して参りました。丁度ゴールデンウィーク終盤に被っておりまして、旅行客も多かったのか、飛行機は混んでいるような印象を感じました。今まで、色々なアメリカの街に行ってきましたがシカゴは初めてで、大きな街として有名なだけではなく、色々な映画、物語の舞台になっていることから気持ちの高揚を抑えられませんでした(Fig1:トランプ大統領のホテルもあります)。「アンタッチャブル」の舞台になった階段や最近のバットマン映画「ダークナイト」のシーンを撮った場所もあるとのこと。好きな漫画であるジョジョの奇妙な冒険の第7部でも登場しますが、主人公が相棒のために全てを敵に差し出す、という非常に重要なシーンもシカゴで出てまいります。そんな話はさておき、、、滞在期間も短く、見ることはできませんでしたがいかにもアメリカ、といった感じを高層ビルの合間で感じながら特徴的なLOOPとよばれるリング状の線路をもつ地下鉄に毎日揺られ、ホテルと学会場を往復しました。今回の学会場は世界最大のカンファレンスセンターであるマコーミックプレイスで行われました。毎日バスが出るのですが、バス専用のような道路もあり、バスがタクシーのように発着する様をみますと、デカイな、と感嘆致しました。会場の一部のみ使用して行われている感じで、全力出したらどんなものなのか、気になりました。ASCOの会場でもあるようで、いつかASCOに参加出来たらな、と少し思いました。
ゴールデンウィーク開催ということもあり、大学からは大学院生時代に指導頂いた関根先生と二人での参加でしたが現地では他病院の先輩方ともお会いでき、美味しい料理をご馳走になり大変有意義に過ごすことができました。AUA定番になっているルースクリスのステーキは相変わらず美味でした(Fig2)。宿泊先のホテルの前に日本にも出店しているシェイクシャックがありましてこれまた何度も行ってしまいました。帰国前にも寄ったのですが受付のおばさんに名前を覚えられて光栄でした。なぜ、と聞くと「しょっちゅう来てれば、流石に覚えるわ!」みたいな雰囲気の返答を頂きました(Fig3)。いままでバーガー屋の方はドライな店員さんが多いイメージでしたがこの方は全く違う感じでした。名物、というのでディープディッシュピザも食べましたが、それより前菜で食べたスープがはるかに美味しかったです。ピザは記憶に残らず、飾られていたレイカーズ時代のシャキールオニールのユニフォームのデカさに圧倒されました(Fig4)。
発表のほうでは初めて口演のセッションに出て、数分間の英語での発表をしました。ポスターの発表会場よりも少し暗めな会場で、雰囲気がまた違うなといった感じでした。質問を頂いた先生はかなりその道のプロのようで、なかなか満足に答えられた感じでもなかったのですが、ひとまずやり終えました。ポスターの前で、時間をかけてしどろもどろしながら色々話しをする方が性に合っている気がします。最終日の発表だったので、毎日スッキリしませんでしたが肩の荷が降りました。その後は関根先生の発表を聞きました。外国の先生方と堂々とディスカッションされており、流石だな〜と感じました。帰りの飛行機も混んでおりましたが、偶然関根先生と飛行機の席が隣になり、並んで座るという今までにない展開にちょっと恥ずかしい感じで羽田に戻りました。
来年はワシントンでの開催と聞いておりましたが八村塁選手がワシントンのチームに入ったこともあり、これまた気になる展開です。みなさんで参加できれば嬉しいです。
文責:宮澤 慶行