第28回腎泌尿器疾患予防医学研究会 参加報告
7月17〜18日に札幌にて行われた腎泌尿器疾患予防医学研究会に参加して参りました。今年は梅雨がなかなか明けず、関東地方はジメジメした毎日でありましたが札幌はとても清々しい気候でありました。ちょうど札幌の大通り公園で夏まつりが始まる前日であり、ビアガーデンを横目に札幌医大に向かいました。
今回の会は札幌医大の先生方が準備を主にされており、みなさんお忙しい診療、研究の中でとても頭の下がる思いでありました。会場は立派なホールで行われ、興味深い演題が多く続いておりました。泌尿器科の中でも先立って前立腺癌検診を進めてきた京都府立大の渡辺先生のご発表をはじめ、沖原先生らのPSA検診関連の発表をとても興味深く拝聴しました。我々にとってはPSA検査が当たり前のものになっておりますが、検診を開始した時期の前立腺エコーを用いたドルフィン号での検診や歴史を聞いていろいろ驚きがありました。私がちょうど産まれる前くらいから歴史があり、とても勉強になりました。札幌医大の先生のオススメの「チョコマロン(六花亭)」手に入れることができ、群馬のみなさんが喜んでくれるかどうか楽しみであります。
初日の夜には懇親会で美味しい料理を頂いたあと、札幌医大の先生に案内いただき交流を深めることもでき、すすきの、ニッカBarにてご当地のウイスキーを頂くこともできました。しばらく前にNHKの朝ドラ「マッサン」でも話題になりました、竹鶴政孝氏の熱い思いを感じながら楽しい時間を過ごさせて頂きました。
JUA総会以来の札幌でありましたが行き帰りともに1時間飛行機が遅延したりして戸惑いましたが無事に帰ることができました。ウニイクラ丼も頂きました。キカイダーやキョンシー(陰陽太極図)を思い出してしまうのは私だけでしょうか。
来年は京都開催とのことでまた楽しみであります。なかなか普段の診療では治療に携わることが多く、予防についての取り組みが少ないと感じましたが意識的に勉強することで研鑽を深めていきたいと思いました。
文責:宮澤 慶行