第104回日本泌尿器科学会総会に参加して
2016年4月23~25日に仙台市の仙台国際センターで開催された第104回日本泌尿器科学会総会に参加しました。 仙台駅から会場までは昨年12月に開業したばかりの仙台市営地下鉄東西線で5分程度と交通アクセスが非常に良くなったようです。 今回は当科医師の他、当院初期研修医の松田先生、飯塚先生、本学医学科6年生の福田君、吉原君、若城君にも参加して頂きました。 松田先生、飯塚先生はポスター発表を行い、多くの参加者の中で立派に発表している姿が印象的でした。 このように当科では、研修医に積極的に発表をしていただいています。 医学科6年生の3人も泌尿器科学に強い関心を抱いており、ポスター発表や一般口演、教育プログラムなどに積極的に参加していました。 また、企業ブースではTUR-Btや最新型のda vinci Xiなどを実際に操作することができ、泌尿器科により興味を持つきっかけになったようです。 私も学生時代に101回総会で学会発表をさせて頂きましたが、発表の際に座長の先生から「先生は泌尿器科医になるのですか?」と聞かれ「私は泌尿器科医になります!」と宣言をする出来事がありました。 今回の学会ではその際に座長をしていただいた先生にご挨拶する機会がありました。3年越しに約束を果たすことができ、これから泌尿器科医として努力していきたいとお伝えしました。 私自身は今回は発表がありませんでしたが、泌尿器科領域のトレンドに対する理解を深めることができました。 第105回日本泌尿器科学会総会は鹿児島での開催になりますので、次回は自身の演題を持って参加するつもりです。
文責:澤田 達宏
~今回学会に参加してくれた学生さんからも参加報告が届きました~
この度、選択実習に引き続き続き、仙台で開催されました第104回日本泌尿器科学会に学生として参加させて頂きましたのでご報告致します。
このような大きな学会に参加するのは初めてのことで終始緊張しておりましたが、澤田先生をはじめ、群馬大学の先生方が色々とご親切に手助けして下さったおかげで、最新の知見や希少な症例に関する発表を聴いたり、泌尿器科手術器具の体験をしたりと大変貴重な経験をすることができました。その中で、元々関心のあった領域以外にもたくさんの興味深い臨床診療・研究分野を新たに発見し自身の視野を拡げられたことがこの学会参加での大きな収穫です。今回勉強したことをきっかけに、さらに泌尿器科の魅力に触れていけたらと思います。
今回自分の参加を許可していただいた鈴木教授、急遽の参加にも関わらず種々の手配をしていただいた周東先生をはじめ、泌尿器科の先生方にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
群馬大学医学部医学科6年 福田 怜雄
この度、私は泌尿器科における選択臨床実習中の学生として、日本泌尿器科学会総会に参加させて頂きました。
学生の自分にはあまり馴染みのない学会ということで緊張しておりましたが、先生方が優しく対応してくださったお陰で、安心して見学することができました。学会中はポスター発表や症例報告、英語での公演に加え、企業ブースで最先端技術などを見て回りました。非常に興味深く、有意義な経験となりました。
実習に引き続きこのような機会を頂きまして、鈴木教授をはじめ泌尿器科の先生方には本当に感謝しております。ありがとうございました。
群馬大学医学部医学科6年 吉原 忠寿